
講義:
- ホロカトマム山林のご紹介(圓尾ホリッジ圭美)
- 北海道における野生生物の観測 (平川 浩文, 森林総合研究所北海道支所)
- 森林におけるコウモリ調査について (デイビッド ヒル, 京都大学霊長類研究所教授)
- 冬眠するコウモリ? 雪中で発見されるコテングコウモリ(平川 浩文)
- 音声コウモリおとり器具オートバット(英国サセックス大学コウモリ研究班による開発) のデモンストレーション(デイビットヒル教授)




これが無いと、コウモリの声が聞けません。人間の耳は20kHzくらいが限界。それ以上は聞こえないので聞こえるように補正してくれる機械。


と、こんな感じの講義を受け。ホロカトマム山林に移動。
コウモリの活動は、だいたい日の入り後から1、2時間の勝負でしょうか?
機会で練習したのとは違って、さすがになかなか声をとらえられない。
しかーし、こんなとことで才能が芽生えたのか、すぐにバットディテクターの使い方も基本的な事は理解して、かなり奇麗にコウモリの声を録音できました。食事中のコウモリの声、何段階かの周波数域で録音。
4種類くらいのコウモリの声が聞けたそうです。中にはここでこのコウモリが!みたいなのもあったみたいです。デイビッド教授は穏やかな感じの方ですが、内心テンションあがっていたのでしょうか?
と、夢中になっていると周りは、真っ暗。
他の方達は気にしていないのか、私たちだけヘッドランプを点けて(控えめに)ました。(本当は笛とか吹きたかった。)

また、月曜日に行く予定なので、録音できるようコードを持っていってみようかな。
今日からは、ネットで捕獲したりして、種の特定とかしていくみたいです。
帰りの山道では、車の中からナイトサファリ状態。キツネやシカなどちょこちょこ道にでてきて、その姿を見せてくれました。
追記
この音は、音声コウモリおとり器具オートバットの音をバットディテクターで録ったもの。
50kHzとかだと聞こえないので、それを1/10の速さまで遅くして聞こえるようにしてるらしい。5kHzという事なのかな?ちなみに音波は波なのですが、1秒に何回波があるかがHz(ヘルツ)。波の数が多ければ高い音になるのですが、オーディオ好きな人は解ると思うんですが、、、
本調査に行って、本物を録音できたらまた載せます。